聖霊院

聖徳太子信仰の高揚にともなって、聖徳太子の尊像(平安末期)を安置するために、東室の南端部を改造したのがこの聖霊院です。内部には3つの厨子があり、中央の厨子にはご本尊の聖徳太子の尊像、向って左の厨子には太子の長子・山背大兄王や兄弟皇子の殖栗王の像、右の厨子には太子の兄弟皇子・卒末呂王や高句麗僧・恵慈法師の像(いずれも国宝)が祀られ、毎年3月22日のお会式(御命日法要)の時に扉が開かれます。
(鎌倉時代 国宝)

東室

西院伽藍の東西には、それぞれ東室・西室という南北に長い建物があります。この東室は東に位置する僧房で、法隆寺に住む僧が生活していた建物です。この建物の東側には、同じく僧房である小子房の妻室があります。
(飛鳥時代 国宝)

聖徳太子像

聖霊院の内陣、奥の唐破風(からはふ)を付けた見事な厨子には、摂政像あるいは勝鬘経講讃像と言われる聖徳太子像が安置されています。笏を両手で持ち、豪華な冠を付ける正装のお姿です。
(平安時代 国宝)

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